臭い対策

重曹にはデリケートゾーンの臭い改善効果があるって知ってますか?

重曹
料理やお掃除に使う重曹ですが、実はデリケートゾーンの臭いにも効果を発揮してくれるって知ってましたか?
え!?重曹ってあの掃除とかに使う重曹??
そう!その重曹です♪ 

身近なもので臭いケアができるならぜひ試してみたいところですが、いくつか注意しないとかえってデリケートゾーンの状態を悪化させてしまう恐れも…

そこでこの記事では、重曹の消臭効果や使い方・注意点などを分かりやすくまとめてみました♪

重曹を使った臭いケアに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

このページで分かる事
  • 重曹がなぜデリケートゾーンの臭いに効果的なのか?
  • デリケートゾーンに重曹を使う注意点
  • 重曹の使い方

重曹がデリケートゾーンの臭いに効果的な理由

デリケートゾーンの臭いの主な原因は、『雑菌』によるものです。

雑菌の繁殖原因と臭いを発する理由はさまざまですが、重曹が根本となる原因を抑えてくれることで消臭効果を発揮してくれます。

ここからは具体的に重曹のどんな作用によって消臭に繋がるのか?それぞれ解説していきます。

重曹には雑菌の繁殖を抑える「制菌効果」がある

重曹には菌を殺すパワーはありませんが、菌を増やさない抑菌効果があります。

殺菌するには強いアルカリ性である必要がありますが、重曹は水に溶かすと弱アルカリ性になることが特徴です。

弱アルカリ性は膣周辺のphバランスである弱酸性に近く、必要な菌まで殺さずに、デリケートゾーンの臭いの原因となる雑菌の働きを抑える効果が消臭に繋がっています。

重曹には臭いの原因になるアポクリン汗腺を中和する効果がある

弱アルカリ性の性質を持つ重曹は、すそわきがにも効果的です。

デリケートゾーンにあるアポクリン汗腺から分泌された汗や皮脂、たんぱく質を皮膚の常在菌が分解すると、ワキガのような臭いを発してしまいます。

アポクリン汗腺から分泌される成分は酸性なので、弱アルカリ性の重曹を使うことで、原因となる成分を中和し臭いを抑えることができるんです。

重曹には古い角質を除去する効果がある

臭いのもととなる雑菌は、古い角質を餌にして繁殖します。

デリケートゾーンも皮膚のターンオーバーが行われている場所ですが、古い角質が残っていると臭いを悪化させる原因になるだけでなく、黒ずみにも繋がってしまうんです。

そこで重曹を使うことで、弱酸性である皮膚と弱アルカリ性である重曹により中和作用が起こり、角質層の繋がりを分解してくれるため、古い角質が剥がれやすくなります。

月1回程度の角質除去を行って、雑菌が繁殖しにくい環境を作るのに効果的です。

重曹の効果って凄い♪

重曹を使ったデリケートゾーンの2つの臭い改善方法

デリケートゾーンの臭いに重曹が効果的なことを解説してきましたが、重要なのは使い方です。

しっかり消臭したいからと言って重曹の量を増やしたり、頻繁に実践するのは逆効果になります。使い方やペース、重曹の配合をしっかり守りましょう。

重曹を溶かした重曹風呂

一番簡単に行えるのが重曹風呂です。

重曹風呂に入るだけでデリケートゾーンの臭いを消すほか、皮脂の汚れや古い角質を洗い流して、全身の肌をスベスベにさせます。

重曹風呂の作り方は、いつも通り浴槽にお湯を張ってから、大さじ2~3杯程度の重曹を入れて混ぜるだけ。週1回を目安に実践してみてください。

ただし、乾燥肌や敏感肌の人は乾燥しやすくなるので、入浴後はしっかり保湿をしましょう。

重曹ペーストでマッサージ

角質除去と抑菌効果を得るなら『重曹ペースト』がおすすめです。

小さじ1杯の重曹に対して小さじ1杯の水を加え、なめらかなペースト状にします。

重曹ペーストをデリケートゾーンにのせてやさしくマッサージをしたあと、水でしっかりと洗い流せば完了です。

オリーブオイルを混ぜることで、保湿効果もプラスされます。

週1回、粘膜は避けてVラインやIラインの皮膚に使う程度にしておきましょう。

デリケートゾーンの臭いに対策に重曹を使うデメリット

重曹には消臭効果がありますが、使い方を間違えるとデメリットがあります。

かえってデリケートゾーンの臭いを強めてしまう恐れもあるので、把握しておきましょう。

重曹は自浄作用を低下させる

重曹は弱アルカリ性であり、酸性である皮脂汚れを落としてくれます。

しかし膣の周りは弱酸性で保たれており、重曹を使いすぎることでphバランスの崩れを引き起こしてしまいます。

自浄作用が低下して雑菌の繁殖に繋がるので、重曹を使いすぎないこと、使ったあとはしっかりと洗い流すこと、頻度を週1回にしておくことがポイントです。

重曹は研磨作用でデリケートゾーンを傷つける

デリケートゾーンの皮膚はまぶたよりも薄いほど繊細な部分です。

デリケートゾーンに重曹ペーストを使った際に擦りすぎてしまうと研磨作用で肌が傷つき、そこから雑菌が入り込んで悪臭に繋がる恐れがあります。

重曹ペーストを使うときは、やさしく伸ばすようにマッサージしましょう。

重曹スプレーは逆効果

重曹を水に溶かしスプレータイプのボトルに入れておけば、外出先でもデリケートゾーンの消臭ができるのでは?と考えますが、あまりおすすめできません。

浴槽のお湯に対して大さじ2程度入れる重曹風呂と違い、弱アルカリ性のバランスを保って重曹を配合するのが難しいからです。

外出先でスプレーで吹きかけたあとは洗い流せないので、膣周辺のphバランスが弱酸性を保てなくなり、自浄作用を弱めてしまう恐れがあります。

また、いくら重曹に抑菌効果があっても、作りおきしたスプレーは衛生的にも良くありません。

重曹で自作したものではなく、デリケートゾーン専用に開発された消臭スプレーを使用しましょう。

この記事のまとめ

重曹を使うことで、デリケートゾーンの臭い対策や黒ずみ対策を行えます。

しかし、効果がある分、使いすぎによるデメリットがあることも忘れてはいけません。

デリケートゾーンには専用の消臭グッズを使うのが一番ですが、もし使うのであれば食用の重曹を使用しましょう。

重曹の原料である炭酸水素ナトリウムのみで作られたものかをチェックして購入すると安心です。
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カズミ
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