臭いの原因

生理前生理後にデリケートゾーンが臭う原因と最適なケア方法

お腹に手をあてた女性

生理前や生理後デリケートゾーンの臭いが気になる女性は多いかと思います。

臭いの変化は生理周期の女性ホルモンの変化によるもので、異常なことではありません。

そこで、生理前と生理後でそれぞれどのような臭いがするものなのか、特徴を解説してきます。

また、臭いを軽減させるケア方法や、異常のサインについてもまとめましたので、参考にしてみてください。
このページで分かる事
  • 生理前と生理後のデリケートゾーンが臭い原因
  • 生理前と生理後のデリケートゾーンのニオイを軽減するケア方法

生理前にデリケートゾーンが臭い原因

生理前にデリケートゾーンが臭うのは、その人の排卵周期や女性ホルモンが関係しています。

まずは、排卵前~生理前までのおりものや体の変化について解説します。

①排卵周期でおりものの状態が変わる

女性ホルモンは常に一定量が出ているわけではなく、排卵周期によって変化します。

この時期には量が増える、それを過ぎれば減るというサイクルがあり、おりものの状態もそれぞれ変わっていきます。

排卵前:おりものの量が増える

おりものには重要な役目があり、精子がうまく子宮に入り込めるようにアシストするために分泌されています。

排卵のタイミングが近づいて来れば、精子を受け入れるための準備に入ります。

すると、女性ホルモンが出始めおりものが増えていきます。

生理周期のなかで最もおりものの量が増えるのは排卵期の2~3日間で、透明感がありとろみのある水状であることが特徴です。

この場合のおりものは臭いわけではなく少し酸っぱい程度が正常な臭いであり、膣の中が清潔に保たれている状態であれば悪臭になることはありません。

しかし、おりものの量が増えると雑菌が繁殖しやすく、悪臭を招きやすいので注意が必要です。

排卵後:おりものは減るが臭いがきつくなる

排卵期を過ぎると生理の前、黄体期に入ります。

黄体期のおりものの役割は、卵子を保護することで膣や子宮の中に細菌が入らないようにして、老廃物が出てくるのをサポートしながら子宮内を清潔に保っています。

黄体期はおりものの量が減りますが、透明感があったおりものが白っぽく変化し、より粘っこくドロッとした状態になります。

臭いが若干ツンとしていて、下着に付着すると汚れのように感じる時期です。

生理直前:おりものと臭いが増える

卵子が受精していない場合、女性ホルモンは一気に減り、生理でスムーズに古い内膜が排出されるようにおりものが再び増えはじめます。

白く濁って粘り気がある状態で、臭いも強くなっていきます。

②汗や皮脂が増加して酸化する

女性ホルモンにはプロゲステロンという黄体ホルモンがあります。

受精卵がくっつくようにするためになくてはならないホルモンですが、生理前の黄体期にプロゲステロンが増えると、体温が上がりやすくなるのが特徴です。

体温が上がると汗をかきやすくなりムレることもデリケートゾーンの臭いを強める原因ですが、排出される皮脂量も増え、酸化すると加齢臭のような臭いを発します。

生理前はいつものデリケートゾーンの臭いが違う…と感じるのは、プロゲステロンが増加することが原因でした。

生理後にデリケートゾーンが臭い原因

通常、生理が始まって間もない時期は分泌される女性ホルモンも減り、おりものの量が
かなり減って、サラサラとした状態になります。

ただ、おりものとまだ残っている経血が混じっている状態であり、この時期ならではの理由でデリケートゾーンが臭ってしまう場合があります。

経血が出きっていない

子宮内膜は、卵子が受精していな場合に剥がれ落ちます。

子宮内膜は時間をかけて排出されるもので、この現象が『生理』と呼ばれるものです。

しかし、剥がれた経血がなかなか排出されきらずに子宮内や膣に残ると、雑菌が繁殖して強い悪臭を放ちます。

また、生理用品に経血が吸収されている場合も同様で、交換せずに長時間使い続けているとナプキンやデリケートゾーンに雑菌が繁殖し臭ってしまいます。

膣内に酸性のおりものが残っている

生理前におりものの量が減ってドロッとした状態になると、場合によっては膣内にとどまってしまい悪臭の原因になります。

特に生理用品のタンポンを使う場合、膣内に経血や生理前の臭いが強いおりものをためてしまうことになりますし、膣内の酸性に保たれたphバランスが変わってしまうこともあります。

膣内のphバランスが変化すると雑菌などの侵入を許し、おりものを臭くさせることに繋がってしまいます。

生理前生理後の臭いケア方法

生理前や生理後はデリケートゾーンの臭いがキツくなりやすい時期ですが、ケアをすることで臭いを軽減できます。

そこで、誰もが実践できる、より効果的なケア方法をいくつかご紹介していきます。

生理前:通気性の良い下着で雑菌の繁殖を防ぐ

生理前はプロゲステロンによって体温が上がり、汗などをかきやすくなります。

このままでは雑菌の温床になりかねないため、通気性の良い下着を身につけて雑菌の繁殖を防ぐことが大事です。

綿で出来たものは通気性が良く、デリケートゾーンにも優しく触れる形になります。

生理用のショーツのことをサニタリーショーツと言いますが、綿素材が用いられているものが多いです。

また、シルクも通気性が良いので生理前の下着にはぴったりです。

生理前:デオドラント商品で汗や皮脂を抑える

汗や皮脂に備えてデオドラント商品を用いて抑えていくのもおすすめです。

代表的なものだと、デリケートゾーン用のクリームを使うことで制汗作用が得られ、臭いや黒ずみ、かゆみを軽減してくれます。

ほのかな香りつきのものはデリケートゾーンの不快な臭いを変えてくれますし、クリームと同様の消臭効果があるスプレータイプのものなら、手で陰部に触れずに気軽にケアできるのでおすすめです。

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生理前:おりものシートはこまめに取り替える

おりものの量が増えてくる時期は、おりものシートにもたくさんおりものが付着します。

それをそのままにしていれば雑菌が繁殖してさらに悪化させる可能性があったり、外陰部のかゆみにもつながってしまいます。

1日の中でも頻繁におりものシートを交換できるようにしておきましょう。

こまめに取り換えることで、蒸れさせない、菌を繁殖させない状態を維持することが出来ます。

生理前生理後:専用ソープで外陰部を洗う

デリケートゾーンはおりものなどが付着することで臭いやかゆみに繋がりますが、タンパク汚れはお湯だけでは洗いきれません。

しかし、デリケートゾーンは刺激に弱いため、ボディーソープなど洗浄力が強い石鹸では膣周辺の皮膚がダメージを受けたり、phバランスを崩してしまいます。

さらに、膣周辺を石鹸で洗うと膣内を守る乳酸菌も洗い流してしまい、雑菌の繁殖が悪臭に繋がります。

デリケートゾーン専用ソープを使って消臭をしながら、膣周辺の自浄作用を崩さずきちんと汚れを落としましょう。

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生理後:膣洗浄で残った経血とおりものを出す

生理後も膣の中に経血やおりものが残っていることがあり、酸化や雑菌の繁殖によって悪臭になります。

キツイ臭いが長引く場合は、膣洗浄を行って悪臭の原因を洗い流しましょう。

膣内洗浄用グッズは誰でも購入することができ、自分自身で洗浄できます。

さっぱり洗い流せる精製水タイプや、自浄作用を保つジェルタイプがあるので、生理後に活用してみてください。

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デリケートゾーンの異常な臭いは感染症の疑いがある

通常のおりものの臭いは甘酸っぱい臭いとされ、乳酸菌ならではの臭いです。

しかし、明らかにおりものから生臭い感じがしたり、イカ臭い状態、またはかゆみなどが出てきた場合は、性感染症となる菌が影響している可能性があります。

普段に比べておりものの臭いやデリケートゾーンの異常を感じたら、すぐに産婦人科の診察を受け、治療を行ってください。
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この記事のまとめ

生理前や生理後はデリケートゾーンが臭いやすい状態ですが、やはり臭いがキツイと気になってしまうものです。

生理前におりものが増えたときには通気性を良くして清潔を心がけ雑菌を繁殖させず、消臭グッズでケアをしましょう。

生理後は、膣内洗浄で早く経血を出し切ると効果的です。

生理は毎月訪れるものなので、デリケートゾーンの臭いに悩まず、より快適に過ごせるよう工夫してみてください。
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