デリケートゾーンが黒ずみんでしまうメカニズムは1つですが、黒ずみの原因となる行動は日常でのなかでたくさんあります。
ちょっとした行動でも黒ずみのもとを発生させてしまいますが、黒ずみの対策をするならどんな方法が効果的なのでしょうか。
この記事では、デリケートゾーンが黒ずんでしまう原因をいくつかピックアップし、対策法をご紹介していきます。
- デリケートゾーンの黒ずみの主な原因
- デリケートゾーンの黒ずみを消すための対策
- デリケートゾーンの黒ずみ解消に効果的なアイテム
このページの目次
デリケートゾーンの黒ずみはメラニン色素が原因
デリケートゾーンなど、お肌が黒ずんでしまう全ての元凶は、『メラニン色素』にあります。
メラニン色素はヒトの肌の“肌色”を作り出すためのもので、この働きによって紫外線を肌内部に侵入させないように防いでいます。
しかし、このメラニン色素が過剰に蓄積されると、シミやくすみ、黒ずみとなって現れるんです。
- ①皮膚に刺激が加わる
- ②メラノサイト(色素細胞)を活性化させる「プラスミン」が活動
- ③メラノサイトの中にあるチロシンが、メラニン生成酵素となりメラニン色素をたくさん作る
- ④多量に作られたメラニン色素が沈着して黒ずみになる
つまり、メラニン色素を作り出してしまう『刺激』こそが黒ずみの原因となっています。
デリケートゾーン付近の摩擦によるもの
太ももの脂肪により内側が擦れたり、下着の擦れによって摩擦が生じると、黒ずみの原因になります。
キツイ下着が締め付ける部分も同様で、下着の跡が黒ずみとなって残ってしまう恐れもあります。
下着の素材を摩擦の少ないシルクやコットン素材にして、サイズに余裕のあるものを着用してください。
アンダーヘアの自己処理
アンダーヘアをお手入れしている方は多いと思いますが、どんな処理方法をしていても、メラニン色素を作り出す刺激となってしまいます。
サロンでの脱毛も含め、カミソリで沿ったり、ピンセットで抜いたり、市販の脱毛クリームでの除毛も強い刺激を与えています。
除毛後は入念に保湿をして、なるべく頻繁にアンダーヘアの自己処理をしないようにしましょう。
ホルモンの影響
女性は一定の周期でホルモンバランスが保たれていますが、思春期や妊娠、ストレスや生活習慣の乱れなどで、ホルモンバランスが崩れてしまうことがあります。
ホルモンバランスが崩れていると、皮膚の乾燥を招いたり、皮脂の過剰分泌で肌荒れを起こしやすくなっている状態です。
お肌が乾燥している状態は摩擦などの刺激を受けやすいですし、皮脂の過剰分泌による炎症も刺激に繋がり、メラニン色素を生成してしまいます。
また、ホルモンバランスの乱れは、お肌のターンオーバーを鈍らせてしまう副作用もあるんです。
デリケートゾーンを間違った洗い方で洗っている
デリケートゾーンはつい入念に洗いたくなる場所ですが、ボディタオルを使ってゴシゴシ擦ったり、力を入れて洗うことで、皮膚刺激となりメラニン色素が発生します。
また、体用の洗浄力が高いアルカリ性のボディソープを使って洗っている場合も刺激を受けています。
優しく撫でるように洗い、膣周辺のphバランスに近い弱酸性~弱アルカリ性のデリケートゾーン専用石鹸を使用しましょう。
デリケートゾーンの黒ずみ解消に必要な4つの対策
デリケートゾーンの黒ずみを解消するためには、4つの対策がカギになります。
デリケートゾーンにメラニン色素を沈着させない
さまざまな刺激によって生成されてしまうメラニン色素ですが、メラニン色素自体が作られることを防いだり、作られてしまったメラニン色素を蓄積させず排出することで黒ずみを解消できます。
これにより、新たな黒ずみが作られることを予防したり、すでに出来てしまった黒ずみを薄くすることが可能です。
アルブチン・トラネキサム酸・ハイドロキノン・ビタミンC・プラセンタエキス・リノール酸など
デリケートゾーンのターンオーバーを促す
デリケートゾーンも、VIOラインや粘膜部分がターンオーバーしている場所です。
ターンオーバーは通常28日周期になっていますが、ターンオーバーが正常だと、メラニン色素をスムーズに排出できます。
また、肌表面の古い皮膚は、酸化するとくすんでしまう性質があるため、ターンオーバーにより古い皮膚を剥がし、新しい皮膚に生まれ変わらせることで、くすみの無い肌になります。
ビタミンC誘導体・アルブチン・プラセンタエキス・AMPなど
デリケートゾーンの保湿
デリケートゾーンは、とても乾燥しやすい部分です。
デリケートゾーンが乾燥した状態だと摩擦の刺激をダイレクトに受けてしまうほか、炎症を起こしやすかったり、くすみやすくなる原因になります。
入念な保湿ケアが必要ですが、肌に潤いを与えるだけでなく、肌表面にバリアを張って、水分を逃さないようにすることが大切です。
コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド・乳酸ナトリウム・BGなど
デリケートゾーンの肌荒れを予防する
デリケートゾーンは蒸れやすい部分なので肌荒れや炎症を起こしやすいですが、ヒリヒリ感やむずむず感は、皮膚が刺激を受けているサインです。
肌荒れを起こしている間は常に刺激が加わっているため、一刻も早く炎症を抑える必要があります。
デリケートゾーンの黒ずみ対策として重要なことは、肌荒れしないような状態を保つことです。
日頃から、抗炎症作用や肌を整える成分が入っているクリームなどでケアをしておくと安心できます。
グリチルリチン酸・カモミラエキス・ウメ果実エキスなど
デリケートゾーンの黒ずみを解消するための具体的な方法
ここまで、デリケートゾーンの黒ずみの原因と解決策についてお話してきました。
デリケートゾーン用石鹸で洗う
入浴時にデリケートゾーンも洗うと思いますが、必ずデリケートゾーン用の石鹸を使ってあらうことが黒ずみ対策に重要です。
デリケートゾーン用石鹸は、お肌に刺激が無いように作られたものがほとんどで、普通の石鹸に比べて保湿成分や消臭成分が多く配合されています。
デリケートゾーンに刺激無く洗えて保湿もできるだけでも黒ずみ対策になりますが、黒ずみに有効な成分が入っているとなお効果的です。
特に人気があって、黒ずみ対策にも効果的なデリケートゾーン用石鹸では、メラニン色素を作る原因のチロシナーゼの働きを抑えたり、ターンオーバーを促進する成分が配合されているクリアネオパールがおすすめです。
デリケートゾーンにも使える黒ずみ解消クリームを塗る
黒ずみ解消クリームはさまざまなものが販売されていますが、デリケートゾーンに使えるように作られたクリームを使いましょう。
顔やヒジ、ワキ用のクリームでは刺激が強すぎるので、かえって黒ずみを悪化させる恐れがあります。
デリケートゾーン用の黒ずみ解消クリームはジェルに近い使い心地で、ベタつかないのにしっかりとお肌に残って有効成分を角層に届けます。
黒ずみ解消クリームを選ぶときは、必ずなんの成分が黒ずみに有効なのかをチェックしてから購入しましょう。
当サイト検証の結果、今最もおすすめなのがハーバルラビットです!
デリケートゾーンの黒ずみ解消でおすすめの2商品
イビサクリーム
イビサクリームは医薬部外品で、厚生労働省に効果・効能を認められた黒ずみ解消クリームです。
有効成分は、ターンオーバーを促してメラニン色素の生成を抑制する「トラネキサム酸」と、デリケートゾーンの肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸」です。
この2つの成分で黒ずみの予防と対策ができますが、さらに8種類の保湿成分でデリケートゾーンを乾燥からしっかり守ります。
また、美白と整肌効果がある植物由来の成分をナノカプセル化したことで、カプセルが肌表面ではじけ、肌の奥まで成分を届けてくれます。
これらの成分により、イビサクリームは黒ずみ対策に必要なメラニン色素生成抑制・ターンオーバー促進・保湿・肌荒れ予防の全てをクリアできています。
ハーバルラビット
ハーバルラビットは、メラニン色素生成抑制とターンオーバーを促す水溶性プラセンタ・ビタミンC湯胴体などを配合した黒ずみ解消クリームです。
さらに米ぬかエキスが古く硬くなった角質を和らげて除去するので、使っていくうちにくすみの無い肌へ変化していくのを実感できます。
また、4種の保湿成分は、お肌に水分を補給・水分の保持・肌表面のバリアを張るなど役割が違っており、ハーバルラビット1本で効率よく保湿ケアすることが可能になりました。
肌荒れ防止にグリチルリチン酸も配合されていて、デリケートゾーンのニキビケアにも有効です。
まとめ「デリケートゾーンは黒ずみの対策は毎日のケアが重要」
デリケートゾーンに黒ずみが出来てしまう原因は、普段の生活のなかで日常的な行動から受ける皮膚刺激です。
なるべく皮膚への刺激が無いよう行動するのがベストですが、下着による擦れやアンダーヘアのお手入れで発生する刺激はどうしても毎日受け続けてしまいます。