黒ずみ

皮膚科のデリケートゾーン黒ずみ除去治療の費用と特徴まとめ

皮膚科

デリケートゾーンの黒ずみを解消するには、どうしても時間がかかるものです。

それでも、少しでも早く、確実に黒ずみを除去したい!というときは、皮膚科で治療を受けてみてはいかがでしょうか?

セルフケアより費用はかかりますが、黒ずみ解消にはとても効率的です。

この記事では、皮膚科で行うデリケートゾーンの黒ずみ治療の方法と、かかる費用の目安をまとめました。
このページで分かる事
  • デリケートゾーンの黒ずみ除去ができる機関はどこか?
  • デリケートゾーンの黒ずみ除去の治療方法
  • デリケートゾーンの黒ずみ除去にかかる費用

デリケートゾーンの黒ずみ除去はどこでできる?

デリケートゾーンの黒ずみ治療と言っても、どこの病院でも施術できるわけではありません。

デリケートゾーンも含めた美容医療を行っている専門機関は、以下の2箇所です。

美容皮膚科

美容皮膚科はメスを使わない美容医療機関で、美容系クリニックをはじめ一般的な皮膚科でも導入されるようになりました。

美容クリニックであれば、顔を含め全身への美容注射やレーザーなどを行っていて、一般的な皮膚科では、大きめの病院で疾患治療の他に行われています。

美容整形外科

整形手術なども行う整形外科でも、皮膚の美容治療を行っています。例えば、湘南美容クリニックや高須クリニックなどが有名でしょう。

二重整形などしっかりした美容整形も行っていますが、気軽な美容治療としてシミ・シワ取り、黒ずみ除去など、美容皮膚科と同様の治療を受けられます。

【注意点】一般的な皮膚科は黒ずみ治療も行っているか確認しましょう

大手の皮膚科では美容医療も行っていますが、小さな個人運営の皮膚科では美容医療を行っていないところもあります。

通いやすい近場で美容皮膚科をお探しのときは、事前にホームページをチェックしたり、電話連絡で確認しておきましょう。

デリケートゾーンの黒ずみを皮膚科で解消する治療方法

皮膚科でデリケートゾーンを解消する治療方法は、主に3つあります。

それぞれ金額や通う回数が異なるので、具体的な治療方法と合わせてご紹介します。

レーザー治療

費用:10,000~100,000円
施術頻度:週に1回
効果が出るまで:平均5回程度

デリケートゾーンのお肌の奥のメラニン色素をレーザーで破壊したり、コラーゲンを再生する方法で黒ずみを除去してきます。

即効性があり、VIOだけでなく膣粘膜付近まで照射できるため、今までクリームなどのセルフケアで効果が得られなかった方に人気です。

デリケートゾーンの黒ずみを解消するレーザー治療はいくつか種類があり、1回にかかる費用が高めですが、より効果が出やすく、施術回数も少なめです。

イオン導入

費用:4,000円~20,000円
施術頻度:1~2週間に1回
効果が出るまで:約1~2ヶ月

有効成分をイオン化して、角層までしっかりとどける目的の治療がイオン導入です。

微弱な電流を皮膚に流し、水溶性の黒ずみ解消成分を肌の奥までたっぷり浸透させます。

従来では肌表面にしか届かなかった有効成分が肌の奥まで届くことで、深層にあるメラニン色素にまで作用し、生まれ変わる前の新しい皮膚の黒ずみをしっかりケアします。

イオン導入を続けていくことで、デリケートゾーンの皮膚がターンオーバーするたびに黒ずみの無いお肌へ生まれ変わります。

処方薬で治療

費用:1,000~4,000円
通う頻度:1ヶ月に1~2回程度
効果が出るまで:約2ヶ月

デリケートゾーンの黒ずみ解消に高い効果を発揮する、ハイドロキノンやトラネキサム酸などの塗り薬を処方してもらう方法です。

レーザー治療やイオン導入を行っていない皮膚科でも、処方だけ受けられる可能性があります。

効果が出るまでには時間がかかりますが、しっかりと有効成分が配合されているので、一般販売されている黒ずみ解消クリームより効果が高いです。

費用が安く気軽に処方を受けられますが、効果が出るまでに時間がかかります。

デリケートゾーンの黒ずみを解消できるレーザー治療の特徴と費用

デリケートゾーンの黒ずみ改善に最も効果的な、レーザー治療の費用と種類ごとの特徴について解説します。

インティマレーザー

費用:約8万円~

インティマレーザーは、デリケートゾーンの黒ずみ解消にとても高い効果を発揮する治療法です。

膣周辺の粘膜部分や大陰唇、小陰唇に麻酔クリームを塗り、色素沈着した部分にレーザーを照射。

浮き出てきたくすんだ組織をガーゼで拭き取りながら、色素が取れるまで照射を繰り返していきます。

インティマレーザーはやけどや痛みを起こしにくいですが、皮膚が敏感な方はレーザー照射時に軽い痛みを伴う恐れがあり、3日間のダウンタイムが必要です。

レーザーブライトニング

費用:約1万円~

メラニン色素に反応するレーザーをデリケートゾーンの黒ずみに照射し、肌の中のメラニン色素を破壊していきます。

破壊されたメラニン色素は、ターンオーバーの過程で角質と一緒に取り除かれ、約30日後には黒ずみの改善が実感できるでしょう。

ブライトニングとは美白という意味で、1回の照射でもデリケートゾーンがワントーン明るくなり、ダウンタイムもいりません。

レーザートーニング

費用:約12,000円~

レーザートーニングは、従来のシミや黒ずみ治療に用いられるレーザーより皮膚に刺激を与えず、炎症ややけどを伴わないよう弱い出力でメラニン色素を破壊できるように開発されたものです。

皮膚の奥までの届く深達度の高いレーザーで、より安全に施術を行えますが、パワーが弱いため、黒ずみの種類に応じてイオン導入やLED治療も平行して行う必要があります。

レーザーピーリング

費用:約1万円~

デリケートゾーンの黒ずみが気になる部分に薬剤をつけ、くすんだ古い角質を剥がす施術です。

黒ずんだ角質を落とすことで新たな皮膚に生まれ変わり、ワントーン明るくなった皮膚を実感できます。

デリケートゾーンの粘膜部分には施術できませんが、足の付根や鼠径部の黒ずみに効果的で、刺激が少ない「乳酸ピーリング」がおすすめです。

ノンニードルセラピー(エレクトロポレーション)

費用:12,000円~

針を使わずに、分子量の大きなイオン導入や超音波では浸透させられなかった有効成分をお肌の奥に届ける方法です。

肌のバリアゾーンに隙間を作って有効成分を浸透させ、肌の奥深くでメラニン色素を抑えてくすみや黒ずみを解消していきます。

ノンニードルセラピーの効果はイオン導入の20倍とも言われており、レーザー治療には抵抗があるものの、より効率良くデリケートゾーンの黒ずみを解消したいという方におすすめです。

炭酸ガスレーザー

費用:5千円~

皮膚の水分に反応するレーザーで、赤外線を使って黒ずみの原因であるメラニン色素を破壊し取り除きます。

一般的な炭酸ガスレーザーはシミやホクロの除去に使用されていましたが、最近では膣の粘膜部にも使用できる機械も開発されました。

1回の照射で約半数の人が効果を実感したと感じるほどで、お値段もお手頃です。

ただし、3日間ほどのダウンタイムが必要になり、熱いお湯へ浸かったり、膣部へ刺激を与える行為は控えましょう。

サーミVa

費用:約10万円~

スティック状のチップでデリケートゾーンに高周波を流し、黒ずみの改善やコラーゲンの活性化、膣の引き締めなどの効果を発揮します。

さらに、膣のphを正常に近づけ、かゆみや臭いを改善するほか、血流改善して乾燥を防ぎ、デリケートゾーンの肌のターンオーバーを促す効果もあります。

費用が高い分さまざまな効果を得られ、1回でも効果を実感できるのが特徴です。

デリケートゾーンの黒ずみを解消できるイオン導入の特徴と費用

デリケートゾーンの黒ずみには、痛み無く、より確実に有効成分を届けられるイオン導入も人気です。

有効成分1種類あたりの費用が安いですが、数種類を組み合わせることで、より黒ずみ解消効果が高まります。

ビタミンCイオン導入

費用:1,000円~

ビタミンCは、メラニン生成抑制・コラーゲン生成・セラミド合成促進・抗炎症作用があります。

ビタミンCは肌表面に塗っても角層まで浸透しにくいのですが、イオン導入により吸収を高め、より高い効果を発揮できるようになりました。

皮膚のターンオーバーを促す作用により、黒ずみが薄くなっていく美白効果を実感できます。

トランサミン(トラネキサム酸)イオン導入

費用:1,000円~

アミノ酸の1種であり、内服薬や注射薬としても用いられるトランサミンは、抗炎症作用に優れ、美白効果も持っています。

メラニンが発生する要因のひとつであるプラスミンをブロックし、黒ずみを薄くしていきます。

ビタミンCイオン導入と併用するとより効果的です。

アミノ酸イオン導入

費用:1,000円~

お肌には「NMF」という天然保湿因子があり、肌の潤いを保持したり、水分が逃げないようにバリアを張る機能があります。

このNMFは半数がアミノ酸でできているため、アミノ酸は保湿ケアに欠かせません。

デリケートゾーンの黒ずみにアミノ酸を導入することで、乾燥からの刺激を防ぎ、黒ずみの予防に繋がります。

デリケートゾーンの黒ずみを解消できる処方薬の特徴と費用

自宅で手軽に黒ずみケアが出来て、費用も安く、市販品より効果が高いのが皮膚科からの処方薬です。

皮膚科で処方される黒ずみケアのための処方薬は主に3種類あるので、それぞれの効果と費用をご紹介します。

ハイドロキノン

「黒ずみの消しゴム」「お肌の漂白剤」とも言われるほど美白効果が高いのがハイドロキノンです。

メラニン色素がお肌をくすんで見せるのは、メラニンが酸化してしまうのが原因ですが、ハイドロキノンは酸化したメラニン色素を元に戻す効果があります。

効果が高すぎるために、配合量が多すぎると白斑になる恐れがあるため、処方箋が無いと入手できないようになりました。

トレチノイン

トレチノインは、ハイドロキノンと組み合わせて処方されることが多い有効成分です。

ハイドロキノンはくすんだ角質を剥がし、皮膚の再生を促す効果があります。

また、皮脂の分泌も促進するため乾燥を防ぎ、潤いのあるお肌に整えます。

ヒルドイド

顔にも使えて、処方箋が必要な医薬品ということもあり美容クリームより効果が高いことで、入手希望者が急増しているのがヒルドイドです。

ヒルドイドは保湿力に優れ、乾燥による黒ずみを防ぐほかに、血行促進効果でターンオーバーを促します。

ただ、黒ずみ解消治療の処方薬としてヒルロイドが単体で出されるのでは無く、レーザー治療と併用して処方されることが多いです。

トラネキサム酸

イオン導入することもできるトラネキサム酸は、クリームでお肌に塗るだけでも効果が現れます。

デリケートゾーンの黒ずみの原因となる炎症を抑えながら、メラニン色素の生成を抑制します。

肌荒れ予防をしながら、新たな皮膚に作られるくすみの対策におすすめです。

ビタミンE・ビタミンC

ビタミンEは抗酸化作用が強く、活性酵素を除去する力があります。

デリケートゾーンに蓄積したメラニン色素が黒く変色するのは抗酸化作用によるものなので、ビタミンEを塗布することで黒ずみを予防できます。

ビタミンCも同様に、高い抗酸化作用がある成分です。

メラニン色素の変色を防ぎ、濃くなってしまった色素を薄くする力があります。

デリケートゾーンの黒ずみ解消を目的とした治療は保険適用外になることが多い

皮膚科で黒ずみが治療できると聞くと、保険が適応されるように思いますが、ほとんどの場合保険適応外となることが多いので注意してください。

デリケートゾーンの黒ずみは、怪我や病気では無く、美容を目的としたものです。

美容医療は自費診療となるため、一般的な皮膚治療を行っている皮膚科でも、黒ずみ治療となると全額負担になります。

まとめ:確実に黒ずみ解消をしたいのなら専門機関の利用がベスト

デリケートゾーンの黒ずみは多くの人が持つ悩みであり、数々の黒ずみ解消グッズが販売されています。

しかし、より効果が高い治療法や有効成分は使い方を間違えると副作用の恐れもあるため、専門の医療機関でなければ扱うことができません。

特にレーザーは機械自体高額ですし、施術の知識がなければやけどを伴う場合もあります。

市販されている商品とくらべると、費用も高く病院に行く手間もありますが、デリケートゾーンの黒ずみを確実に解消したいのであれば、効果が高い専門機関を利用しましょう。

費用や時間、デリケートゾーンを誰かに見られたくないという方は、この記事でもご紹介したビタミンCやトラネキサム酸などが配合された、デリケートゾーンの黒ずみ用クリームを浸かってみることをおすすめします。

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