臭いの原因

【妊娠初期~後期】デリケートゾーンの臭いの原因と特徴

妊娠中のお母さんとお腹の音を聞く子供
妊娠中にデリケートゾーンが臭くなるって聞いたけど本当かなぁ?
それは本当の話です!!

妊娠超初期~後期~出産にかけて、妊娠の時期ごとにデリケートゾーンの臭いやおりものの状態が変わることがあります。

女性ホルモンの分泌に関係するものですが、症状によっては赤ちゃんに影響する感染症が原因であることもあります。

このページでは、妊娠の週数別のおりもの・ニオイの変化や臭う原因などについて解説していきます!!

妊娠中でもできるニオイケアの方法もまとめましたので、ぜひ御覧ください。

このページで分かる事
  • 妊娠中にデリケートゾーンが臭う原因
  • 妊娠中のデリケートゾーンの臭い対策

妊娠中のデリケートゾーンの正常な臭いとおりものの特徴

妊娠中のデリケートゾーンの臭いは、妊娠のどの期間に該当するかで特徴が異なります。

ニオイやおりものの変化には個人差があるため、この時期は、「この変化が無いと異常」というわけではありません。

あくまで「目安」って事ですね!

妊娠超初期(0~3週)

ニオイ ツンとした酸っぱい臭い。生臭くなることも
おりものの状態 量が増える・水っぽい・ゼリー状
おりものの色 透明~クリーム色・茶色・黄色・ピンク

排卵周期によっておりものの特徴は変化しますが、通常はおりものが減少する黄体期(排卵後から生理予定日までの期間)に入っても量が多い状態が続く場合があります。

臭いやおりものの特徴は女性ホルモンの量や体質によりますが、妊娠前に比べて変化が出はじめます。

生理予定日ではないのにおりものが茶色・ピンクに変化するのは、着床出血によるものです。

基礎体温が高い・眠気があるなど、他の妊娠超初期症状と合わせて判断しましょう。

妊娠初期(4~15週)

ニオイ 無臭、または酸っぱい
おりものの状態 量が増える。粘り気が少ない水っぽい状態
おりものの色 透明~白・クリーム色

妊娠超初期に引き続き、女性ホルモンの分泌が減らずに増えるため、一般的にはおりものの量が増えます。

超初期よりも「おりものが増えた」と感じるようになる時期です。(なかには減る人もいます)

通常のおりものはほぼ無臭で、少し酸っぱいようなニオイがします。

妊娠中期(16~27週)

ニオイ 無臭、または酸っぱい
おりものの状態 量が増える。水っぽい~卵のようにドロっとした状態
おりものの色 透明~乳白色

妊娠中期もホルモンの量が増えている状態なので、この時期にはっきりとおりものが増えたと感じる人が多くなります。

逆に妊娠中期におりものが減ったと感じる人もいますが、増えたり減ったりするものなので異常なことではありません。

ただ、妊娠中期は体力や免疫力が低下するので、感染症を引き起こしやすい時期です。

かゆみや臭いがきつい、おりものの状態が明らかに変化している場合は、かかりつけの婦人科に相談しましょう。

妊娠後期(28週~)

ニオイ 酸っぱい・甘酸っぱい・生臭い
おりものの状態 ドロっとしたおりものが増える、かたまりで出る場合も
おりものの色 色が濃くなる

妊娠後期になると、赤ちゃんが産道を通りやすくするための準備として粘り気があるおりものが増えます。

ニオイも強くなりますが、腐敗臭のような明らかに異常な臭いであれば感染症も疑われます。

さらさらとした水状のようなおりものが大量に出たり、チョロチョロと出続けるようであれば破水の可能性があります。

出産予定日間近になってピンク色のおりものが出るのは、『おしるし』と呼ばれる少量の出血が混じったものです。

妊娠中のデリケートゾーンの異常な臭いや症状の特徴

妊娠により女性ホルモンの分泌量が多い状態が続くことでおりものに変化が見られるものですが、体力や免疫力低下による感染症が原因になっていることがあります。

放って置くと赤ちゃんに影響を与えたり早産の原因にもなるので、該当する症状がある場合はすぐに医師に相談する事が重要です。

妊娠中のおりものが生臭い・腐敗臭がする

服を着ていてもわかるような生臭さ・腐敗臭を感じるほどの臭いは、性感染症が疑われます。

悪臭は、トリコモナス膣炎・淋菌感染症・細菌性腟炎の代表的な症状です。

トリコモナス膣炎と淋菌感染症は性行為やオーラルセックスが感染経路になりますが、細菌性腟炎は免疫の低下でも発症するのが特徴です。

妊娠中のおりものの量がかなり多い

女性ホルモンの影響でおりものが増加しますが、いつもより下着やズボンが湿るほど増加したときは、感染症や雑菌の繁殖が考えられます。

おりものは細菌が膣から体に入ってくるのを防ぐ役割ですが、ムレた状態を放っておくとさらに雑菌を増やしてしまいます。

細菌性腟炎やカンジダ膣炎の原因にもなるので注意しましょう。

妊娠中デリケートゾーンにかゆみや痛みなどがある

デリケートゾーンの臭い以外に異常が出た場合は、カンジダ膣炎の疑いがあります。

カンジダ膣炎はデリケートゾーンに悪臭が出ることはありませんが、強いかゆみがあり、豆腐やチーズのようなポロポロしたおりものやカスが出ることが特徴です。

おりものが増えてカンジダ真菌が増殖しやすい状態に加え、妊娠で免疫力や体力が低下しているので、妊婦さんがかかりやすい感染症のひとつです。

放置していると出産時に赤ちゃんが産道を通ったときにうつしてしまうので、早めに治療する必要があります。

妊娠中にデリケートゾーンが臭う5つの原因

「妊娠してからデリケートゾーンの臭いが気になるようになってきた…」という方も多くいます。

実は妊娠前よりもデリケートゾーンが臭うのは、妊娠特有の体の変化が原因でした。

それぞれ具体的に解説していきます。

ホルモンバランスの乱れが原因

妊娠すると、妊娠前と比べてホルモンバランスが大きく変わります。

妊娠中は常に女性ホルモンが増えているので、おりものが増加している状態が長く続くようになります。

それに加えて基礎体温も高く蒸れやすいため、おりものの臭いを強く感じたり、雑菌が繁殖して臭いを変化させることが原因です。

服用する薬が原因

妊娠中に処方される抗生剤が、かえって感染症を引き起こす場合があります。

抗生物質は体に悪影響のある細菌を死滅させていますが、体に負担を与えたり、体に必要な防御のための細菌まで死滅させてしまうからです。

しかし、妊婦さんにとって必要な抗生物質を処方されているため、自己判断で服用をやめるのはNG。

抗菌クリームを処方してもらったり、医師にデリケートゾーンの症状を相談しましょう。

デリケートゾーン付近に汗をかきやすいのが原因

妊娠中に基礎体温が上がること、お腹が大きく少し動くだけでも体力を使うことなどにより、汗をかきやすい状態です。

汗でムレると雑菌が繁殖しやすいですし、デリケートゾーンのアポクリン腺から出る汗や皮脂を細菌が分解し、不快な臭いを発するようになります。

皮脂や細菌のケア不足が原因

妊娠中は汗をかいたりおりものが増加するため雑菌が繁殖しやすくなっていますが、お腹が大きいと入浴時に洗いにくくなります。

夏場はシャワーなどで済ませがちになりますが、皮脂汚れは臭いの原因になるのでしっかり洗い流しましょう。

性感染症(性病)が原因

妊娠中は免疫力の低下により、感染症を引き起こしやすくなっています。

性感染症は悪臭を引き起こしたり、おりものの状態に異常をきたします。

放置すると子宮頸管への感染から破水や子宮収縮を起こし、早産や流産のリスクを伴うことになるので早急に治療してください。

妊娠中のデリケートゾーンの臭い4つの対策がコレ

妊娠中だからとは言え、女性としてはデリケートゾーンが臭うと気になる…。
大丈夫!!妊婦さんでもできるデリケートゾーンの臭い対策があるので、それらを解説します!

妊娠中はデリケートゾーンの通気性をよくする

空と雲

ムレやすい妊娠中は、デリケートゾーン付近の通気性を良くしておきましょう。

下着であれば化学繊維の素材は避けて、綿やコットン100%のものを選ぶのがおすすめです。

ズボンはお腹周りが締め付けられない、ガウチョ型のワイドパンツで空気通りを良くします。

スカートも良いですが、体が冷えないように注意してください。

妊娠中はおりものシートをこまめに交換する

バッグからおりものシートを取り出す女性

おりものシートは、おりものの量が特に多いときだけ使用してください。

おりものシート自体がムレの原因になり、雑菌を繁殖させてしまいます。

もし使うのであれば頻繁に交換できるようにしておきましょう。

妊娠中はデリケートゾーン専用ソープで洗う

ボディーソープ

デリケートゾーンを洗うために作られた、低刺激性・弱酸性の石けんがあります。

抗真菌成分配合のソープであれば、デリケートゾーンで菌が増殖するのを防ぐことができるのでオススメです。

泡タイプのソープであれば泡立てる必要がないので、ソープのつけすぎやゴシゴシと洗いすぎてしまうのを避けられます。

デリケートゾーン専用石鹸
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妊娠中は異常があればかかりつけの医師に相談する

医師の診断を受ける女性

先ほども述べたとおり、デリケートゾーンの臭いやかゆみなどの症状の原因として、細菌の増殖や感染症の存在が疑われます。

流産などのリスクも伴いますので、早めに医療機関で診てもらうことをオススメします。

もし異常がなかったとしても、医師に「問題ありませんよ」と言ってもらえれば安心できるはずです。

この記事のまとめ

妊娠中は、ホルモンバランスの変化などでデリケートゾーンの臭いが変化するものです。

デリケートゾーンが臭うと自分でも気になってしまいますし、周囲に臭わないか不安になってしまいますよね。

通気性の良い下着を付けたり、専用ソープでデリケートゾーンを清潔にしておくなど、普段からできる臭い対策を試してみてください。

しかし、臭いの変化は妊娠特有のものだけでなく、感染症など赤ちゃんに影響が出てしまう病気のサインでもあります。

おりものやデリケートゾーンの変化に少しでも不安がある場合は、すぐに産婦人科で医師に相談しましょう。
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