インティマウォッシュジェルは、子供も使用できるほど低刺激なデリケートゾーン用石鹸として人気があります。
なんと世界累計で2800万本も売れている商品で、ドラッグストアでも市販されているため、とてもシェア率が高い商品です。
これだけ売れているインティマウォッシュジェルですが、実際は本当にデリケートゾーンケアに効果的な商品なのでしょうか?
販売数や口コミの多さは、販売年数が多ければ自然と増えていくものなので、数字だけでは信用できませんよね…。
インティマウォッシュジェルと他の人気デリケートゾーンケア石鹸9商品を徹底的に比較してみました。
全10商品の中でインティマウォッシュジェルの順位は…
「6位」という結果になりました。
詳細な比較結果は別記事にまとめてあるのでご覧になってみてください↓
このページの目次
インティマウォッシュジェルには3種類ある
販売会社 | 株式会社アイケイ |
---|---|
消臭効果 | |
価格 | 200ml 750円(税別) 500ml 1,805円(税別) |
内容量 | 30g |
泡質 | とても泡立ちが良く、洗い上がりはツッパらない |
ph | 弱酸性 |
インティマウォッシュジェルは、2002年に設立された、ヨーロッパの老舗ブランドが販売しているデリケートゾーン用石鹸です。
インティマウォッシュジェルには3種類あって、それぞれ香りと細かい効果が異なっています。
3種類に共通するのは、
- 弱酸性である
- 膣周辺の自浄作用を損なわずに汚れをしっかり落とせる
この2点です!
液体タイプの石鹸ですが泡立ちに優れていて、小さいお子さんでも安心して使える低刺激にこだわっています。
インティマウォッシュジェルD(ダンデライオン)
水、コカミドプロピルベタイン、ラウレス硫酸Na、ヤシ油アルキルグルコシド、PG、セイヨウタンポポ根エキス、乳酸、パンテノール、コカミドDEA、安息香酸Na、香料、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ヒドロキシシトロネラール、青1、黄4、黄203
タンポポの香りのインティマDは、フレッシュなグリーンの香りです。
タンポポはビタミン・ミネラルを豊富に含んでいて、雑菌による感染の抵抗力を増強させる効果を持っています。
女性がかかりやすいカンジダやデリケートゾーンの痒みにも効果的で、薬効が強く、漢方や薬草としても使用されてきました。
また、細胞の活性化やホルモンバランスを整える働きもあります。
インティマウォッシュジェルC(カモミール)
水、コカミドプロピルベタイン、ラウレス硫酸Na、ヤシ油アルキルグルコシド、PG、カミツレ花エキス、乳酸、パンテノール、コカミドDEA、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、安息香酸Na、香料、青1、黄4、黄203
「インティマC」は柑橘系の爽やかな香りで、薬草や民間薬として活用されているカモミールが配合されています。
カモミールはカミツレ花エキスとしてデリケートゾーン用石鹸に良く配合されていて、婦人病の薬にも使われてきました。
カモミールの効果は、抗菌・抗炎症・抗アレルギー、保湿作用、鎮静です。
カモミールに含まれるフラボノイドは、皮膚の老化を防ぐ強い抗酸化作用を持っています。
インティマウォッシュジェルM(マリーゴールド)
水、コカミドプロピルベタイン、ラウレス硫酸Na、ヤシ油アルキルグルコシド、PG、トウキンセンカ花エキス、乳酸、パンテノール、コカミドDEA、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、安息香酸Na、香料、青1、黄4、黄203
皮膚や粘膜を守り、潤いと肌荒れ予防に効果的なビタミンAが配合された「インティマM」。
インティマMは甘めの香りで、別名「トウキンセンカエキス」と呼ばれるマリーゴールドが持つ、ルテインやフラボノイドにより抗炎症効果を発揮します。
また、マリーゴールドは傷ついたり炎症を起こした粘膜や皮膚の修復や保護効果があり、VIO脱毛後や、おりものかぶれを起こしたデリケートゾーンにおすすめです。
インティマウォッシュジェル3種類の違い一覧
インティマD | インティマC | インティマM | |
---|---|---|---|
配合成分 | タンポポ (ダンデライオン) | カモミール (カミツレ花エキス) | マリーゴールド (トウキンセンカエキス) |
香りの特徴 | 薬草っぽい | 柑橘系 | 甘い香り |
効果 | カンジダ予防 ホルモンバランスを整える 皮膚保護効果 | 消炎・鎮静作用 保湿作用 抗菌作用 | 傷ついた皮膚や粘膜の修復 抗炎症作用 保湿効果 |
インティマウォッシュジェルで一番人気なのは「インティマD」
インティマウォッシュジェルは3種類発売されていますが、一番人気なのは圧倒的に「インティマD」でした。
@cosumeの口コミ投稿数で比較してみた結果がコチラ↓
- インティマD…1099件
- インティマM…11件
- インティマC…7件
※2019年4月の時点
インティマDはドラッグストアでも良く取り扱われていて、インティマシリーズの基本となる種類です。
インテマウォッシュジェルの効果
インティマウォッシュジェルは主にデリケートゾーンの洗浄ですが、自浄作用や潤いを損なわないように考慮された石鹸です。
また、とても低刺激なので、敏感肌や妊娠中の方、お子さんにも染みること無く使えます。
膣の自浄作用を損なわずに汚れを落とす
インティマウォッシュジェルは、膣の自浄作用に必要なph数値と同一で弱酸性です。
石鹸のph数値を弱酸性にすることで、自浄作用を保ちながら汚れを落とすことができます。
洗浄力が強いアルカリ性の石鹸では、自浄作用に必要な「デーテルライン桿菌」という常在菌まで洗い流してしまうため、自浄作用の低下=デリケートゾーンの臭いの悪化に繋がってしまいます。
洗浄による乾燥から潤いを保つ
デリケートゾーンの潤いが失われると、臭いの原因となる雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。
インティマウォッシュジェルには、皮膚細胞に必要なビタミン5や、フルーツ酸、乳酸により膣の潤いを保つ効果があり、洗浄により潤いを損なうのを防いでくれます。
デリケートゾーンを乾燥させないことで、臭いにくい環境を作ることができます。
超低刺激だから妊婦さんやお子さんにも使える
インティマウォッシュジェルの洗浄成分は、植物由来のものが多く使われています。
コカミドプロピルベタイン・ヤシ油アルキルグルコシド・コカミドDEA
安息香酸Na
その他にも有効成分として、それぞれ「タンポポ・カモミール・マリーゴールド」が使用されていて、肌に優しく低刺激にこだわったデリケートゾーン用石鹸です。
公式サイトでも「妊娠中でも使用可能」と紹介されていて、2~3歳からのお子さんにも使えます。
@cosumeの口コミを見ても、普通の石鹸だと痛がる女の子のオムツかぶれに使えたという声がありました↓
インティマウォッシュジェルの使い方
インティマウォッシュジェルは、普通のボディソープと同じように使用できます。
- 入浴時、お肌を軽く濡らす
- インティマを2~3プッシュ手のひらにとる
- デリケートゾーンを指の腹で優しく洗う
- シャワーでよく洗い流す
特に泡だてが必要とされていませんが、泡だてたほうがデリケートゾーンへの摩擦を軽減させられます。
インティマウォッシュジェルの口コミ
インテマウォッシュジェルの中で一番人気のある、「インティマD」の口コミを調べてみました。
参考にしたのは大手口コミ投稿サイトの@cosumeで、投稿数は断トツの1000件オーバー!
インティマウォッシュジェルDの良い口コミ
たしかに、痔のように切れているところもしみることがなかったです!
刺激がなく安心して毎日使ってます!引用:@cosme
使用して3ヶ月です。
これを使うようになってから、デリケートゾーンの乾燥や痒みがなくなりました。
生理中の匂いもおさえられ、おりものシートやナプキンでのかぶれもなくなりました。
かぶれが無くなったせいか、黒ずみも薄くなったように感じます。引用:@cosme
助産師さんにデリケートゾーン用の物を使うとだいぶ違うとのことで確かこの商品をオススメされ購入しました。
使用してまだ一週間ぐらいですが結果、痒みが減ってきた気がします!!引用:@cosme
不快感も、生理時の匂いも軽減しました!
もう、カンジダなりたくなさすぎて、手放せそうにありません…引用:@cosme
口コミにもあるように、助産師さんも推奨したデリケートゾーン用石鹸で、かなりお肌が弱い敏感肌の方でも、傷がある方でも染みずに使えます。
インティマウォッシュジェルで洗うとデリケートゾーンの臭いがすぐに気にならなくなった方が多く、使い続けることで生理中の嫌な臭いやかぶれ、カンジダによる痒みも抑えることができるようです。
良い口コミ全体を見ても、長期的に使い続けている方や、リピーターが多いデリケートゾーン用石鹸だと感じました。
悪い口コミ
ヒリヒリしないのは良い点だと思いますが、洗い上がりにやや肌に残る感じがあります。
洗い流しきれない感じというか・・・しっとりしている訳ではないと思います。引用:@cosme
変な匂いがするのと緑すぎるので、シュレックの体液で下半身を洗ってるみたいです。
普段は全く問題無かったのですが、生理中に使用したら、変にかゆくなります。引用:@cosme
草みたいな気持ち悪い匂いがダメなのと、他の商品より泡立ちが悪いから、もう購入しません。
しっとりなのかぬるぬる感があって、爽快感はありません。引用:@cosme
タンポポの香りは薬草感が強いのですが、「泡立てたらいい香りに感じる」という声もあったので、好みで別れますね。
ただ、洗い流してしまえば香りが肌に残らず、匂いが気にならないという方がほとんどでした。
次に多かったのが、「洗い流しきれていない感じがする」というものです。
インティマウォッシュジェルは潤いをキープするように作られていますし、弱酸性でデリケートゾーンのphと同一なぶん、アルカリ性の石鹸よりも油分までしっかり洗い流せた感は少なく感じてしまいます。
洗い上がりはさっぱりが良いという方は、弱アルカリ性のデリケートゾーン用石鹸である『ジャムウハーバルソープ』がおすすめですよ♪
インティマウォッシュジェルの販売店は?市販されてる?
インティマウォッシュジェルは、各ネットショップやドラッグストアでも市販されています。
ドラッグストアであれば、生理用品コーナーに置かれている場合が多いです。
- 公式サイト
- Amazon
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- マツモトキヨシ
インティマウォッシュジェルの販売価格を比較
200ml | 500ml | |
公式サイト | 810円(+送料648円) | 1,949円(+送料600円) |
Amazon | 810円(+送料540円) | 3,800円 |
楽天 | 810円(+送料648円) | 1,949円(+送料540円) |
ヤフーショッピング | 810円(+送料540円) | 1,949円(+送料540円) |
マツキヨ | 810円 | 1,949円 |
公式サイトやネットショップだと、「〇〇円以上の購入で送料無料」ところがほとんどで、単品購入だと送料がかなり高くかかってしまいます;
Amazon・楽天・ヤフーショッピングは出品している店舗によって送料無料になる金額が変わっていますが、安くて2,000円以上、高くて5,400円以上の金額に達さないと送料無料にはなりません。
公式サイトは他のネットショップと比べて送料が高めですが、2,000円以上の購入で送料無料になっていました。
インティマウォッシュジェルを最安値で購入できるのはドラッグストア
インティマウォッシュジェルを最安値で購入できるのは、ドラッグストアです。
しかし、インティマウォッシュジェルを販売しているドラッグストアは多いですが、どこの店舗でも必ず取り扱っているわけでは無いことが難点ですね;
@cosumeショップやロフト、ドン・キホーテでも販売されていることがあるので、お近くの店舗を調べてみましょう。
もしネットショップで購入するのであれば、まとめ買いで送料が無料になる制度を活用したり、ポイント制度があるネットショップを活用することをおすすめします。
インティマウォッシュジェルの総評
インティマウォッシュジェルは、ほとんどの方が刺激無くデリケートゾーンを洗える石鹸なので、確かに敏感肌の方、妊娠中やお子さんにも安心して使える商品です。
一般的な石鹸はアルカリ性なので、弱酸性にこだわって、自浄作用を低下させないように作られているところは好印象でした。
しかし、ダンデライオン・カモミール・マリーゴールドの3種類に分けられているのは、どれを使っていいか迷ってしまいますよね…。
1つの商品に3つの成分を入れても良かったのでは?と感じます。
また、1番人気なのはダンデライオンですが、香りが薬草っぽいのも微妙かも…。
カモミールとマリーゴールドは良い香りでも、効果で人気なのはダンデライオンとなると、各種類が一長一短に思えます。
私が今まで使用してきたデリケートゾーン用石鹸と比較すると、しっかりとした消臭成分も配合されていて、25種類の植物を配合したクリアネオパールの方が、香り・効果・保湿力・成分の点で勝っていると思いました。
お子さんと一緒に使いたくて、カンジダにも悩んでいる方は、同様の効果があるコラージュフルフルと比較してみるのもおすすめです。